MYG倶楽部 〜まるで夢のような学校生活のために〜

「何かさっきまで険悪な雰囲気だった奴が突然こんな姿さらしてる所を見ると…………何つ〜かアレ、……気が抜けるよな〜」


由奈が形容しがたい表情で呟くのを聞き、


「全く……生徒会長としての威厳をもっと…………！」


千葉がブツブツとぼやいていた。


「あ〜もう、一気に気が抜けちまったじゃねぇか。ここまで来といて…………」


そう言いながら、傷が目前の扉を見つめる。




『生徒会専用会議室』




いろいろ茶番を繰り広げているうちに何だかんだで辿り着いた、本来の目的地。


「いや説明適当だなオイ………」