MYG倶楽部 〜まるで夢のような学校生活のために〜
「もう、二人共ふざけすぎです。傷君だって人間なんだから、下手したら本当に死んじゃうんですよ」


「琴ちゃん……!」


唯一自分の味方をしてくれた琴葉に、感謝の目を向ける傷。


ただでさえ美少女の琴葉が、こちらに天使のような笑顔を見せた。



「傷君、無理しないでね。傷君は死んだら死んだでまた別の意味の価値が出る程の人なんだから」


「あれ?もしかしてアンタ俺に死ねって言ってる?」


ある意味大志と淳夜以上の命の危険を感じた。










――――ピクン。



「!」
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