MYG倶楽部 〜まるで夢のような学校生活のために〜
「さっき双子に会ったぜ。今度は青い首輪のデカワンコに襲われてた」


「! 何だって?」


「淳夜さん、何か知ってるんだろう?いい加減に教えろや」


「…………傷」


淳夜は顔に笑いを張り付けたまま、いくらかトーンを落として呟くように言った。






「…………由奈は明日になるまで帰って来ないよ」






「え………?」


「大志には適当に誤魔化しといとくれ。それじゃ」


「ちょ、待っ……淳夜さん!!????」


「ごめんね。キミの為なんだ」


…………え?
俺の為?






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