MYG倶楽部 〜まるで夢のような学校生活のために〜
「えーっと、あー、その。……分かってくれたかな?」


「……プッ」


「?」


「アハハハハッ!!」


淳夜の目の前で突然笑い出した傷は、苦しそうに腹を抱えながら、笑いすぎて涙が零れてきた目尻を拭った。


「な、なんだよ……何がそんなにおかしい?」


「あ、いや、ごめんごめん………。だってさ、全く一緒なんだよ、お前ら。俺の‘家族’に」


「えっ?」


呆気にとられた様子の淳夜は、口をポカンと開けて傷の顔を見た。


「アイツらも、同じだよ。仲間となら―――まぁ、アイツらの場合は身内とだけど―――どんなに強い相手にも向かって行く」


「へぇ……あの人達が?」

興味深げな淳夜は、傷の楽しそうな、嬉しそうな表情を見て数ヶ月前の事を思い出していた。


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