actually
送迎係りって、なにさせてんの
「んじゃあ、そろそろ場所移るぞ」
ハルさんの一言で皆ぞろぞろと部屋から出ていく
「ウミもはやくー!」
私の背中を押しながら嬉しそうに部屋を出たアキさん
さすがに階段で後ろから押されるのは怖いので離してもらい前を行く男たちについていく
それにしてもこの人達は何者なんだろう
拳銃やら刀やら明らかに銃刀法違反してるあたり
やっぱり裏の世界の人なんだろうけど
私を助ける?
偶然、命を狙われているからってだけでメンバーにいれるか?
そんなことしてたらこのメンバー恐ろしい人数になるよ!?
そんなことを考えていたら
マンションからでて外の駐車場に到着した
いつの間にかダイさんがいなくなっていて
所在を聞こうとした瞬間
ものすごい勢いでこちらに突っ込んでくる車がいた
「ギャーひかれるー!!!」