「仮」王子様は、恋をしています
いやっ!!!!
「み…「触らないで!!! 」
ーパシンー
乾いた音が鳴り響いた
私は、水沢琉生の手を振り払った
ーハッー
周りを見渡せば女の子の睨む顔ばかり
私は、私は……!!
「美鈴!!!!」
………その場から逃げたした。
行くあてなどないのに。
初日から逃げたした臆病者
明日から笑われ者だなー…
そんなことおもっていると
私の腕は引っ張られた
ーガシッ!!ー
「美鈴…ハアハア…ど、どこ行くの?」
「水沢琉生ー…」
まだ肌寒い季節なのに汗だくな
水沢琉生ーー…
、