俺様編集者に翻弄されています!
<今日のお前の服、よく似合ってる>


<こ、これは……私の妄想の世界?>


<妄想だろうがなんだろうがいいだろ、そんなこと>


<いつも間にかイケメン執事の口調が氷室さん風に……>


<それはやっぱり、お前が俺のこと意識してるから……だろ?>


<えっ!?>


<隠すなって、お前が本当はどんな女よりもいい女だってこと……初めからわかってた>


<そ、そんな―――>


<このアメリカ人となんて会話してるか知りたいか?>


<は、はい……>


<こいつは俺の担当作家でもあり、俺の女―――>


<や、やだ、はずかしい……! こんなところで恋人宣言!?>



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