俺様編集者に翻弄されています!
「そうだね、僕が言ったことをそのまま北村さんに言えばうまくいくっていう言いつけ、ちゃんと守ってくれたみたいだから……」


 そう言いながら宮森はエミリーを抱き寄せた。

 エミリーは身体をくねらせながら、腕を宮森の身体に巻きつけると妖艶に笑った。


「……ほんと、蛇みたいな女だね」


 宮森が与える快楽に、ただ身体をしならせエミリーは嬌声をあげつづけた。

 組み敷く男の思惑など知らずに―――。
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