俺様編集者に翻弄されています!
「まったく、氷室もそうだけど、ユーリ先生も最後まで話し聞かないよな……」


 北村はやれやれと、白い封筒の口を破って書類を取り出して目を通した。


「なっ……!? これは……」

 北村はその手紙を片手でぐしゃりと潰すと、頭を掻きながら盛大にため息をついた。


「……ほんと馬鹿だ」


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