イタズラ恋愛《短》
最悪な電話相手
しぶしぶ電話を耳にあてると、

「もしもし、もしもしい?!」
とちょっと怒り声の若い男の声がした。

「あ、間違えました!じゃあ。」
とっさに出た言葉がこれだった。

「お前、俺にイタズラ電話するとは、いい度胸だな。」

なぜイタズラ電話と分かる?!

まあイイとして。

「...は?」

隣では、なぜか梨歩がニヤニヤしている!

「俺忙しいからまた電話するから!」

「はぁ?なん『プツッ』切られた〜。」
< 5 / 16 >

この作品をシェア

pagetop