イタズラ恋愛《短》
夏休みの宿題が全部終わる頃、もう夜になっていた。

「終わったぁ♪」
2日で終わっちゃった♪


リビングでTVを見ようとした時、私の電話が鳴った。

番号は、今日梨歩が適当に押した番号だった。

「もしもし。」

「あ、俺だけど分かる?」

「分かるよ。」

「なぁ、お前の名前何?」

「えぇっと、か、歌歩だよ。」

なぜか緊張している私。

「へぇ、歌歩っていうんだ。よろしくな。俺、零羅。知ってるか。」


...

「『知ってるか』って言われても今日、しゃべったばっかりなのに。」

「あぁ、そうだよな。メアド聞いてもいいか?」
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