美しく咲き誇る
嫌われたくなぃと、
思ってしまう。
結局自分のことしか考えてないじゃん…
「舞」
二人は優しくしてくれてるのに。
何も言えなくて…
でも、
聞いて欲しくて
私は震えるその唇を無理矢理開く
「私が二つの時にこの力が覚醒した。」
二人は優しい瞳で聞いてくれた
「私には生まれつき二つの力を持って生まれた。
誰もその力を持っていなかった。
一つは動物と話せて、まぁ、少しだけど、
もぅ一つは昨日見た治癒の力。
私は生まれつきこの力を持っているんだ…」
力について話すと沈黙が続く。
やっぱり、
気持ち悪い?
『気持ち悪い!!』
私って化け物?
『化け物!!!』
嫌いになった?
『大嫌い!!』
私は何かがプツリと切れたかのように
自然と口を開いた