美しく咲き誇る



平助side


左之さんの方にいた舞は頬を赤らめたままこっちに来る

ま、待て!!

内心で焦るがすでに遅し

「へ~すけ♪」

うるうるした瞳にぷるんとした唇、
赤く染まった頬
甘えるような声

お、俺やべぇ///

あ、もう無理…

「プッ…」

俺の鼻からはドロッとした何かがタレル

「へ~すけぇ?
血でてりゅよ?」

うぉぉぉぉぉ///

俺、し、死ぬ!!!!!!!!

「ふきふきしたきゃ」

舞は無意識なんだろう。
それでも顔を近づけ俺の鼻をふく

いや、
これなんの拷問?

「ま、舞、一君が呼んでるよ!」

耐え切れなくなりつつある俺は目に映った一君の方に行くように舞にいった


舞の背中を見つめたまま
俺は頑張ったと自分で自分を褒めてやった

もぅ少しでぜってぇ俺手出してた



平助side*end



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