美しく咲き誇る



一side


舞が酔った姿はとても可愛らしく俺など目を合わせることですらままならない

「はぁじめぇ?」

くっ///

「な、何だ?」
「一ゎ飲んでりゅのぉ?」
「あ、あぁ///」
「はじめぇ?何で赤いのぉ?」

っ///

あー///

持たん。
持つわけない!!!!!

「一?」

俺の名を呼んだあと舞は自身の額を俺の額にピタリとふっつけた

「なぁ?!///」
「ん?あちゅい?」

覗き込む舞の瞳に囚われる

な、な、なっ!!

焦りに焦った俺は隣の総司に舞を渡し
自身の身を覚ますために外にでた


「っ///
可愛すぎる///」


俺らしくもない言葉は静かに暗闇に散っていった。




一side*end



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