美しく咲き誇る




父上、母上?


う、そですよね?


「う、うそだろぉ?!」

「あのころはどうも」


舞は笑っているのに、目が笑っていない…




初めて舞が怖いと、思った




「怖い?」



“怖い”


その言葉に反応して僕は視線をあげる


そこにはとても悲しそうな舞



「総司ごめんね。」


そういい、舞は両親に向き直る


「私は絶対に…貴方達を許さない!!!!!」


刀を振り上げる速度はとてもゆっくりにみえた


そして




そてもとても



美しい赤い花を咲かせた






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