美しく咲き誇る
平助side
頭は冷たくて左手は暖かくて、
すげぇ安心する
どこかこのぬくもりがあいつににている
なんか、幸せ
でも、寂しくて
あいつの顔が見たい
「ん…」
俺は意識がまだはっきりしないなか無理矢理目をこじ開けた
「え…」
そして本当にこのぬくもりは愛おしくてたまらないあいつのだった
「舞」
「ん…」
舞もまた寝起きだからか意識がはっきりしてない中でも俺の顔を見てニコリと笑った
「おはよ、平助、大丈夫??」