美しく咲き誇る




「あ、あぁ…
…でもたしか俺は額斬られて…
あれ?
直ってる?」



そういうと舞は笑みを深め俺の額に手をそえ

俺を布団に寝かせた


「傷はふさがっていてもまだ痛みはあると思うから寝てて?」


また舞はニコリと笑うと俺の部屋を出て行った





その笑顔に少し違和感を残し


俺はまた瞼をおろした








平助side*end




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