美しく咲き誇る
沖田side
左之さんと舞さんの後を追って台所に来たが
さて、
どの時に行けばいいのやら…
ガタ
うん?
物音の方へと首を回すと
そこには平助がいた
「平助?」
「そ、総司?!
お前何やってんだよ!!」
いや、
こっちの台詞だし
「僕は気になって」
その答えに俺もと平助が言う
あの二人何気に仲良くなっていませんか?
そして言い合いをしているようだがその話内容は聞こえない
「何を話しているのでしょ」
「さぁ…」
う~ん…
あまりよろしい内容ではないのでしょうか
舞さんの怒鳴り声が聞こえます
気になっていたが何故か会話はおさまっていた
「何があったんでしょうか」
「やべ!気になる!」
僕も気になるし…行きますかなんていって行こうとしたとき
「嬉しかったぞ」
そう聞こえた舞さんの声色も表情もとても穏やかだった
今まで見た事のない心からの笑顔だった
ズキっ…
あ、
何故か心がいたい…
それは平助もだったのかとても悲しそうな顔をしていた
この気持ちを知るのはもぅ少し後の話
沖田side*end