美しく咲き誇る



「主はここで何をしている?
ここが何処なのか知っているのか?」

「壬生浪士組の屯所にございます」

知ってるし。

ここにきて二ヶ月だし。

私ここの隊士だし。

小娘じゃないぃし、
(↑根に持っている by作者)

「ほぅ…わかっていてここに来たのか。
気の強い女子じゃのぅ。
気に入った!主、わしに酌をしろ!」

…なんか気に入られたけど
気に入られたくなかったんだけど!!

え、

何?
この昼間から酒?
え?

酒飲んじゃうの?

酔っちゃう感じ?!

腹出しちゃう感じ?!
(↑悪魔で妄想)

「ほれこちっじゃ!」

腕を捕まれ抵抗しようとしたが、

このおっさん歩くの早ッッ!!

意外と歩くのが早かったのです。

チャンチャン。

そして普段足を運ばない八木邸の屯所に来た



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