美しく咲き誇る
新見さんが切腹した次の日
私達は広間にいた
「上からの命令だ。
芹沢暗殺せよとのことだ」
「待ってくれ!いくらなんでも…
たしかに芹沢さんの今までの行動はよくねぇ!
けど、
舞…だって」
新にぃは優しいね、
私のことを考えてくれる
でも、
大丈夫だよ?
私はちゃんと覚悟してたから。
「芹沢を酒で潰すんですよね?
酌は私がします」
「「「「「?!」」」」」
自分から言ったことがそんなに驚くことだろうか…
「舞?!」
新にぃは私の前に来て両肩を掴む
「新にぃ。
この世はこうしてなりたっている。
それに上からの命令ならなおさら仕方ないよ。」
新にぃだけじゃない
皆私を悲しそうな顔でみる
「では、酌は舞に任せる。
暗殺の方は総司と平助、それと山南さんと俺でいいな」
その場で決まった芹沢暗殺計画。
芹沢さんは――――