美しく咲き誇る




「でもさ?
この羽織ちょっと派手すぎじゃない?」

総司の一言に我にかえった私は自分が身につけている羽織に目を落とした

浅葱色の羽織はたしかに目立った

「たしかに、これは少し派手すぎる」

斉藤は苦笑しながらその羽織を見つめていた

背には誠の文字が書かれていた

「ま~い!」

「藤堂 さん?
なんですか?」

「ちょっと、なんで藤堂さん?
しかもさっきの間!
じゃなくて俺も平助って呼んでよ!」

「わか「俺も一と呼んでくれ」

頬を赤らめる斉藤さんが私の言葉を遮りいう

「はい!わかりました!
平助に一ですね!!」

(可愛い!!!!!!!! by幹部)

この時幹部が何を思ったのかは私は知る由もなかった




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