放課後のキス、恋の始まり。


痛……


……くない。



何でだろうって不思議に思って、怖くて閉じていた目を恐る恐る開けてみた。



「久……世、くん?」



まず、目に飛び込んできたのは久世くんの姿だった。



床に仰向けに寝転んでいる久世くん。



私はその上に覆いかぶさるような体制を取っている。





顔は息がかかるくらいに近くて……







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