放課後のキス、恋の始まり。


「ごめん!!」


私は久世くんの手を振り払って、起き上がる。


恥ずかしくて申し訳なくてもう何が何だか分からなくて。



とりあえず私の顔は真っ赤だった。





「はー。落ちつけよ」




相変わらず冷静なんだね、久世くん。


ご丁寧にため息までついてくれちゃって。



そんな久世くんはゆっくり立ち上がる。



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