恋したアイツはヴァンパイア!?
伝説
学校のチャイムがなり、門がゆっくりと閉められる。 
 
「門閉めないで~」 
 
と私は走る。 
 
ギリギリで門が閉められる前に中に入れた。 
 
「ふう・・・ギリギリセーフ・・・」 
 
私は息を吐いた。 
 
「どうした?お前が遅刻なんてお前らしくないぞ」 
 
先生が私に声を掛けた。  
 
「先生・・・私は遅刻なんてしていませんよ、チャイムが鳴って門が閉まる前に入ればセーフですから」 
 
私は頬につたる汗を拭った。 
 
「それはそうと今度は遅刻するんじゃないのか?」 
 
「えっ!?」 
 
私は時計を見た。 
 
HRまであと5分だ。 
 
うわ!!いっけなーい!今度こそ遅刻になる~ 
 
私は教室に向かって走った。
< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop