お隣の黒川さん


「なんで俺年下なのに敬語なんすか。つか、黒川でいいですよ」


不思議そうにしてる黒川さん。


「じゃ、じゃあ、黒川…くんで」


「はい」


あたしがそう呼ぶと、黒川くんは嬉しそうに微笑んだ。


「あ、もう授業始まっちゃう…!凛、行こっか」


時計を見ると、あと数分で授業が始まるところだった。


急がないと、遅刻をつけられてしまう。


軽く黒川くんに会釈をして、凛と教室に向かって走った。


< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

SweetS男子
iciko/著

総文字数/7,380

恋愛(純愛)36ページ

表紙を見る
私と先輩。
iciko/著

総文字数/51,513

恋愛(純愛)240ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop