ただ君に、まっすぐな愛を。~あの日見つけた流れ星~




ドーナツを食べ終えてから、少し歩いていたとき。

「よー、拓真。久しぶりじゃん!」

突然の声に振り返ると、これまた長身のカッコいい男性が一人。


…誰?拓真って言ってるし……柊さんの友達かな?

「おー、要。久しぶりー。」

「何だよお前。俺より先にそんな可愛い彼女つくんなよー!!」

あたしを見て言う友達さん。

……彼女じゃないんですけど…。

「うるせーよ、バカ。」


……否定はしないんだね、柊さん。

そう思いつつ、目だけを柊さんに向けると、可愛らしくウインクしてきた柊さん。

…男にしておくのはもったいない。








< 22 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop