和久井さん、さんじょー
南国れっつごー!
「青いね」
「青いねぇ」
「キレイだね」
「キレイだねぇ」
「広いね」
「広いねぇ」
「海だね」
「海だねぇ」
「…どうしよっか」
「うん、どうしよー?」
ただいま、想あんど華
迷子です。
あ、南国にとうとう来ましたっ!
南国→英語いります。
英語、私かけるけど言えないです
私の発音最悪です
想は大丈夫らしいです
…のかわりに読めません
「ね、華ちゃんっあれなんてかいてあるの?」
「Be careful。気をつけて、だって。」
「なにを?」
「んー?…えと、このへん、は、えーと…道が?…」
「道が?」
「あっ、このへんは道が難しいから…迷子に気をつけて…だって」
「あはは、僕らだあ」
「あは、あはは…」
全っ然笑えない。
どーしよ
「華ちゃーんっこのおじさん、僕らが今日泊まる所の場所わかるって!」
いつの間にっ
てか、マジっ!?
あ、声になってない
「マジっ!?」
「うんっ」
「さんきゅーっ」
「thank you♪」
…全然発音ちがったーっ
あ、ちょっ笑うなおっさんっ!
そのおじさんに車で乗せてってもらった。
「馬鹿華!」
↑
「全部漢字にしないでぇ!」
「…は?なにいってんの」
しまった!
えとえと、と…
「ぜ、全部漢字にしてもらわないと!道!地図!よめないなーって!」
「なにいってんだ、こいつ」
「うわっあんま出番なかった翠っ」
「うっせーなっ!」
久しぶりに話したなあ…翠と。
だって出てこないんだもんっ
「俺だって、おんなじクラスだったら…出番あるっ」
なにこいつむきになってんの?
「まあ、いいわ。あ、先生怒ってるわよ」
うそ…うそですやん。
私優等生で通ってきたやんかあ…。
「おいっ和久井!南里!」
「「はいぃぃーっ!」」
「馬鹿か!馬鹿なのか!なんでこんな奴らが…」
ううー…
「生徒会は嫌々なったんですっ」
「もう、明日は迷子になるなよっ!」
「「はあーい…」」
…ん?
てか明日なにやんの?
「ねぇ叶、明日の予定なに?」
「ん?えと…海。」
ん?
「おーい?あ、華どんな水着なのー?」
んん?
「おい、聞いてんのか。こいつ」
「華ちゃーん?」
んんん?
「海ぃ!?」
「「「うん」」」
「え、まさか…華、」
「うそ、知らなかったの?」
「…馬鹿か」
海ぃーっ!?