和久井さん、さんじょー
和久井さん、「…蘭くん?」
先生が転校生を紹介している今、記憶が…
「…思い出した、」
「…?」
私は目の前にいる、「なんなの」と今にも言いそうなな美男子に…
「蘭くん…蘭藤水紀、くん?」
「…何をいってるの?僕は和泉。梶和泉…だけど」
想が椅子から立った
「…華ちゃん、どうしたの?」
心配したのかわからないけど想が私のもとへ駆け寄ってきた。
「…蘭くんじゃ…ないの?蘭くんじゃなくて、和泉…くん、というの?」
「?…そうだけど」
…でも、
声、雰囲気、顔…そっくりすぎる。
同じ顔は世界に三人いるとは聞いたことあるけど、声も一緒…
あの…幼なじみの蘭くんではないの?