和久井さん、さんじょー
歌唱力コンテスト、司会
「おはよう」
「おっは!」
「華ちゃん!寝起き可愛いっ」
「…はよ」
椎と想と浬が挨拶をしてくれた。
「…椎、寝起きゆーな。、梶くんは?」
「美空くん〜?さっき出てったけど…学校いったんじゃないー?」
は!?まだ7時くらいだよ?
「そういえば何をしにいったんだか…」
ふーん…
〜♪
ケータイがなった
「華ちゃん、着信音それ慧のFlower winter tranceでしょ!いい曲だよねー」
「よくわかったね、想。あ、杏樹からだ。もしもし?」
「…華?今から学校来れる?手伝って欲しい事があるの」
「今から?少し時間がかかるけどいいかしら。7時30分くらいにはいけるわ」
「わかったわ、よろしく」
「ちょっと、学校いくね。朝ご飯いらないっ」
「ん〜いってらっしゃい」
はあはあ…疲れた。ダッシュでくればそりゃそうだ。7時25分だ…ふぅ
「杏樹?来たわよー」
「あ、華。待ってたわ。」
生徒会室の1番大きな椅子から立ち上がって、私のもとへと寄ってきた。
「華、これ。手伝って欲しいんだけど…」
渡された紙にはこうかかれてあった。
「歌唱力…コンテスト?」
「ええ。華にはそれの司会をやって欲しいの。」
「!?無理よ!」
「お願いっ。私は他の仕事があるし、静可に頼むと、『僕には負けてる可愛い声だったね』とか嫌みしや言わなさそうだし…海斗に頼むと読書しながら司会しそうだし…聖一に頼むと自分の女装発表しかしなさそうだし、アレ…はわかるわよね」
アレ…東雲の事か。
…確かに。
「しょうがない、やるわ」
「本当?ありがとうっ」
「んの代わり台本とか杏樹が考えてよね」
「いいわ!んじゃ頼むわね。ありがとう」
司会をやることになりました。