【完】ヒミツの恋を君と。
そんな状態で晴を上手く(?)交わし続けたまま、バイト終了、帰る時間になってしまった。
ここまで来たらもう逃げ切れない。
いつも帰りは、晴がうちまで送ってくれるのが日常で…。
さっき先に着替えを済ませた晴が「外で待ってる」って一言残して休憩室から出て行った。
どうしよう。
逃げ続けてた分、気まずさは倍増で。
あれ?待って?
あたしって怒ってたはずなのに、なんでビクビクしてんの?
「モカー着替え終わった?入っていい?」
「あ、は、はい!大丈夫です」
店側の扉から入ってきたのはトウヤさん。
トウヤさんはもうすでに店の方で私服に着替えてて、制服をロッカーに戻しに来た所だった。
トウヤさんはさすが美容関係の仕事を目指してるだけあって服のセンスもいいな。
帰るタイミングが一緒になった、あたしとトウヤさんは店長とリツキさんに挨拶して、同時に店を出た。
プレシャスの入ったビルのすぐ外に晴がいる。
気配を感じたのか晴が振り向く。
目と目が合った瞬間、晴の話しを聞く決心をしてた心が、また不安でぶれ始めた。
ここまで来たらもう逃げ切れない。
いつも帰りは、晴がうちまで送ってくれるのが日常で…。
さっき先に着替えを済ませた晴が「外で待ってる」って一言残して休憩室から出て行った。
どうしよう。
逃げ続けてた分、気まずさは倍増で。
あれ?待って?
あたしって怒ってたはずなのに、なんでビクビクしてんの?
「モカー着替え終わった?入っていい?」
「あ、は、はい!大丈夫です」
店側の扉から入ってきたのはトウヤさん。
トウヤさんはもうすでに店の方で私服に着替えてて、制服をロッカーに戻しに来た所だった。
トウヤさんはさすが美容関係の仕事を目指してるだけあって服のセンスもいいな。
帰るタイミングが一緒になった、あたしとトウヤさんは店長とリツキさんに挨拶して、同時に店を出た。
プレシャスの入ったビルのすぐ外に晴がいる。
気配を感じたのか晴が振り向く。
目と目が合った瞬間、晴の話しを聞く決心をしてた心が、また不安でぶれ始めた。