【完】ヒミツの恋を君と。
「晴っ!」
路地に駆け込むと、晴はお腹を押さえて立ち上がろうとしてて。
「は、晴……っ!」
かなり痛いんだと思う。
辛そうな目をしてる。
なんで?どうして?
晴がこんな目に……。
あまりにも痛そうで、支えたいけど、どう触れていいのか分からない。
晴はあたしの姿を見つけて、グッと眉間を寄せた。
「……っぱ、あの声お前だったんだ?」
「え」
「何やってんだよ!…俺なんてほおっておいていいんだよっ!」
「…っ!」
辛そうなのに、搾り出す様な声で怒鳴られて、晴に触れようとしてた手を引っ込めた。
いろんな感情が胸に押し寄せて来て、じわっと涙が浮かぶ。
引っ込めたあたしの手の変わりに、伸びてきたのは晴の手で。
路地に駆け込むと、晴はお腹を押さえて立ち上がろうとしてて。
「は、晴……っ!」
かなり痛いんだと思う。
辛そうな目をしてる。
なんで?どうして?
晴がこんな目に……。
あまりにも痛そうで、支えたいけど、どう触れていいのか分からない。
晴はあたしの姿を見つけて、グッと眉間を寄せた。
「……っぱ、あの声お前だったんだ?」
「え」
「何やってんだよ!…俺なんてほおっておいていいんだよっ!」
「…っ!」
辛そうなのに、搾り出す様な声で怒鳴られて、晴に触れようとしてた手を引っ込めた。
いろんな感情が胸に押し寄せて来て、じわっと涙が浮かぶ。
引っ込めたあたしの手の変わりに、伸びてきたのは晴の手で。