【完】ヒミツの恋を君と。
2人は桃佳に、シャツの下に出来てるだろうアザを見せない様に、この部屋から連れて出てくれたんだとおもう。
きっと、生々しいアザまで見てしまったら、あいつはかなりのトラウマを抱えることになる。
「うわぁ、派手にやられたな……」
「…っ」
「こっちのアザは消えかかってる。今日のじゃねぇな」
店長が俺の制服のシャツを強引にめくってから体をチェックしてる。
本当はこんな風に店長にシャツをめくられ、されるがままなんて不本意だけど、今日は大人しく従うしかない。
俺は店長に借りがあるから。
また心配をかけてしまうな…。
「やっぱり、ハル、お前まだあいつに殴られてたんだ?」
「……」
「この間、モカに、ハルに学校で変わったことないか聞いたんだけど知らないみたいだったから、もうあんな目には合ってないのかなって安心してたんだけどな…」
そう言いながら、店長は腫れてる部分に、氷水で絞ったタオルを当てる。
触れた痛みに、苦痛交じりの小さな声が漏れる。
その声を聞いた店長が「バカが!」と言いながら苦笑いをした。
きっと、生々しいアザまで見てしまったら、あいつはかなりのトラウマを抱えることになる。
「うわぁ、派手にやられたな……」
「…っ」
「こっちのアザは消えかかってる。今日のじゃねぇな」
店長が俺の制服のシャツを強引にめくってから体をチェックしてる。
本当はこんな風に店長にシャツをめくられ、されるがままなんて不本意だけど、今日は大人しく従うしかない。
俺は店長に借りがあるから。
また心配をかけてしまうな…。
「やっぱり、ハル、お前まだあいつに殴られてたんだ?」
「……」
「この間、モカに、ハルに学校で変わったことないか聞いたんだけど知らないみたいだったから、もうあんな目には合ってないのかなって安心してたんだけどな…」
そう言いながら、店長は腫れてる部分に、氷水で絞ったタオルを当てる。
触れた痛みに、苦痛交じりの小さな声が漏れる。
その声を聞いた店長が「バカが!」と言いながら苦笑いをした。