【完】ヒミツの恋を君と。
一瞬何が起こったか分からなくて。
体も思考も固まった。
キス───
分かった瞬間、晴の腕をギュッと掴んでた。
初めてで、キスをどう受け止めたらいいのか分からなかったから。
「…緊張しすぎ、体ガチガチ」
唇が離れて、至近距離で晴がそう呟く。
イジワルな顔で微笑む晴。
あたしの顔に熱が一気に集中してくる。
「桃佳……」
甘い囁きの後、頭の後ろに手が回り、また唇が塞がれた。
何度も角度を変えて触れる優しいキス。
晴の唇にも、きっとあたしの唇にも、まだチョコケーキの甘さが残る。
その甘さがあたしを溶かしていく。
体も思考も固まった。
キス───
分かった瞬間、晴の腕をギュッと掴んでた。
初めてで、キスをどう受け止めたらいいのか分からなかったから。
「…緊張しすぎ、体ガチガチ」
唇が離れて、至近距離で晴がそう呟く。
イジワルな顔で微笑む晴。
あたしの顔に熱が一気に集中してくる。
「桃佳……」
甘い囁きの後、頭の後ろに手が回り、また唇が塞がれた。
何度も角度を変えて触れる優しいキス。
晴の唇にも、きっとあたしの唇にも、まだチョコケーキの甘さが残る。
その甘さがあたしを溶かしていく。