【完】ヒミツの恋を君と。
「晴がうちにいることバレちゃったよきっと。気をつけないと、同居のこともバレちゃうよ?」
恨みがましい目でそう言えば、晴は炭酸ジュースを一口飲んでから口を開いた。
「あいつらにはバレてもいい……」
「え?あいつらって春と春ちゃん?」
「あぁ」
「……」
目の前の晴は、「ふん!」と言わんばかりに悪態をついてて…。
わぁ、出た!
傍若無人バージョンの晴が出ちゃったよ。
でもまぁ、晴の言うとおり、春や春ちゃんにバレても、噂が広がることはないけど。
今度2人に会ったら絶対に質問攻めに合うよ……。
それが恥ずかしい。
それから、あたし達の同居のことはプレシャスのみんなには話してた。
晴が『みんなは信頼できる』って言うし、あたしもそう思うから、恥ずかしかったけど、話すことにはOKした。
晴は、みんなに同居のことを話す時、お父さんや祐樹先輩のこと、お姉さんのことも全部話してて。
あたしはその様子を見てホッとした。
プレシャスのみんなにも晴のことを助けて欲しいと思ってたから。
あまり人に心を見せない晴だけど、プレシャスのみんなには自然体で付き合ってる様に思う。
だからこそ、晴の力になってあげて欲しい。
こんなあたしだけじゃ頼りなくて、限界があると思うから。
恨みがましい目でそう言えば、晴は炭酸ジュースを一口飲んでから口を開いた。
「あいつらにはバレてもいい……」
「え?あいつらって春と春ちゃん?」
「あぁ」
「……」
目の前の晴は、「ふん!」と言わんばかりに悪態をついてて…。
わぁ、出た!
傍若無人バージョンの晴が出ちゃったよ。
でもまぁ、晴の言うとおり、春や春ちゃんにバレても、噂が広がることはないけど。
今度2人に会ったら絶対に質問攻めに合うよ……。
それが恥ずかしい。
それから、あたし達の同居のことはプレシャスのみんなには話してた。
晴が『みんなは信頼できる』って言うし、あたしもそう思うから、恥ずかしかったけど、話すことにはOKした。
晴は、みんなに同居のことを話す時、お父さんや祐樹先輩のこと、お姉さんのことも全部話してて。
あたしはその様子を見てホッとした。
プレシャスのみんなにも晴のことを助けて欲しいと思ってたから。
あまり人に心を見せない晴だけど、プレシャスのみんなには自然体で付き合ってる様に思う。
だからこそ、晴の力になってあげて欲しい。
こんなあたしだけじゃ頼りなくて、限界があると思うから。