【完】ヒミツの恋を君と。
「ねぇ?さっき春から電話掛かって来る前、あたしに何か言いたげだったよね?」
そう言えば……と思い出した。
晴は電話が掛かって来る前、あたしに何かを言おうとしてたよね?
あたしの頬に触れた……よね?
大事な話しだったんじゃないの?
首を傾げてると、晴があたしをチラッと見てから、バツが悪そうな表情をする。
「……いや、なんでもねぇよ」
「……そう?」
晴は、一緒に生活する様になってから、だいぶん自分のことを話してくれる様になった。
あたしの質問に対してもほとんど、言葉は少ないけど答えてはくれる。
でも、たまにこうやって言葉を濁す時があって。
あたしに、まだ心を完全に開いてくれてないのかな?とか思ってしまう。
だから少し寂しくて、わがままな質問してみたくなるの。
そう言えば……と思い出した。
晴は電話が掛かって来る前、あたしに何かを言おうとしてたよね?
あたしの頬に触れた……よね?
大事な話しだったんじゃないの?
首を傾げてると、晴があたしをチラッと見てから、バツが悪そうな表情をする。
「……いや、なんでもねぇよ」
「……そう?」
晴は、一緒に生活する様になってから、だいぶん自分のことを話してくれる様になった。
あたしの質問に対してもほとんど、言葉は少ないけど答えてはくれる。
でも、たまにこうやって言葉を濁す時があって。
あたしに、まだ心を完全に開いてくれてないのかな?とか思ってしまう。
だから少し寂しくて、わがままな質問してみたくなるの。