【完】ヒミツの恋を君と。
勢い余って、そのまま2人で床の上に倒れこんで…。
「あぶね……お前、どこも打たなかった?」
うんうんと頷くのが精一杯だったあたし。
あたしじゃなくて、晴が背中を強打してると思う。
あたしが晴を押し倒した様な姿勢で2人は倒れた。
晴の上に覆いかぶさってるあたしは、晴の首元に手を回してギュッと抱きついてる姿勢で。
晴も、あたしの頭と体をかばう様に頭と背中に腕を回してくれて、あたしを抱きしめてるような姿勢。
完全に抱きしめあったまま床に転がってる2人。
「桃佳……ほら、非常灯渡すからこれ部屋に持っていって着替えてこいよ」
晴の言葉に抱きついたままの体勢で、思いっきり首を横に振る。
だ、だって……。
「む、無理……怖い、怖いから…」
「いや、で、でもな…この体勢は…」
「キャッ!!」
そんな体勢の間も、雷は鳴り続けてて。
震えて動くことが出来ない。
腰が抜けたかもしれない。
「あぶね……お前、どこも打たなかった?」
うんうんと頷くのが精一杯だったあたし。
あたしじゃなくて、晴が背中を強打してると思う。
あたしが晴を押し倒した様な姿勢で2人は倒れた。
晴の上に覆いかぶさってるあたしは、晴の首元に手を回してギュッと抱きついてる姿勢で。
晴も、あたしの頭と体をかばう様に頭と背中に腕を回してくれて、あたしを抱きしめてるような姿勢。
完全に抱きしめあったまま床に転がってる2人。
「桃佳……ほら、非常灯渡すからこれ部屋に持っていって着替えてこいよ」
晴の言葉に抱きついたままの体勢で、思いっきり首を横に振る。
だ、だって……。
「む、無理……怖い、怖いから…」
「いや、で、でもな…この体勢は…」
「キャッ!!」
そんな体勢の間も、雷は鳴り続けてて。
震えて動くことが出来ない。
腰が抜けたかもしれない。