【完】ヒミツの恋を君と。
不穏な電話
晴れない気持ちのまま週末がやってきた。
今日は土曜日。
晴と一緒に一日中バイト。
普段なら、ウキウキしてる週末のバイトも、今日はかなりキツイ。
「モカモカ──モカの好きなタイプってどんな男ー?」
今、一番答えたくない質問をした上に、あたしに飛びついて、抱きついてるのはトウヤさんで…。
普段なら身構えるのに、今日は疲れきっててされるがままになっていた。
「ご想像にお任せします…」
「男が好きなのは否定しないんだねー」
ハッと我に返る。
そうだ、あたし今バイト中ってことはモカで、男なんだった!
「やっぱ、モカくんBoys Loveなんだね!」
「……」
時すでに遅し。
お客さんが物言いたげにニコニコしながら目を輝かせてる。
今日は土曜日。
晴と一緒に一日中バイト。
普段なら、ウキウキしてる週末のバイトも、今日はかなりキツイ。
「モカモカ──モカの好きなタイプってどんな男ー?」
今、一番答えたくない質問をした上に、あたしに飛びついて、抱きついてるのはトウヤさんで…。
普段なら身構えるのに、今日は疲れきっててされるがままになっていた。
「ご想像にお任せします…」
「男が好きなのは否定しないんだねー」
ハッと我に返る。
そうだ、あたし今バイト中ってことはモカで、男なんだった!
「やっぱ、モカくんBoys Loveなんだね!」
「……」
時すでに遅し。
お客さんが物言いたげにニコニコしながら目を輝かせてる。