【完】ヒミツの恋を君と。
何か反撃する方法!
必死で考えを巡らせて、切り抜ける方法をひとつ思いついた。
「別にそんな写真なんでもないです。あたしと、晴はバイト中変装してます。先生達に見せてもあたし達だって絶対にバレない!」
そうだよ。
“あたし達じゃない”って言い切れば大丈夫だと思う。
よし、切り抜けた!
切り抜けたって思ったのに…。
「バカだね。俺がそんな初歩的な失敗するはずないでしょ?プロにお願いしたって言ったじゃん、ほら」
そう言って目の前に差し出されたのはある一枚の紙。
一番上に“報告書”と書かれたそれには、どこで撮ったのか、普段のあたしの写真と、モカの時のあたしの写真が並んでる。
そして、報告書の最後には“本人である確立99.9%”
「なんとかっていうソフトで調べれば、一発で分かるらしいよ」
「……っ」
「センセイも、こんな報告書まで来たら無視出来ないだろうね?あ、そうだ、桃佳ちゃんが一人暮らししてる証拠の写真もあるからそれもセンセイに送っちゃおうか?」
必死で考えを巡らせて、切り抜ける方法をひとつ思いついた。
「別にそんな写真なんでもないです。あたしと、晴はバイト中変装してます。先生達に見せてもあたし達だって絶対にバレない!」
そうだよ。
“あたし達じゃない”って言い切れば大丈夫だと思う。
よし、切り抜けた!
切り抜けたって思ったのに…。
「バカだね。俺がそんな初歩的な失敗するはずないでしょ?プロにお願いしたって言ったじゃん、ほら」
そう言って目の前に差し出されたのはある一枚の紙。
一番上に“報告書”と書かれたそれには、どこで撮ったのか、普段のあたしの写真と、モカの時のあたしの写真が並んでる。
そして、報告書の最後には“本人である確立99.9%”
「なんとかっていうソフトで調べれば、一発で分かるらしいよ」
「……っ」
「センセイも、こんな報告書まで来たら無視出来ないだろうね?あ、そうだ、桃佳ちゃんが一人暮らししてる証拠の写真もあるからそれもセンセイに送っちゃおうか?」