【完】ヒミツの恋を君と。
「でも、今の俺は、美月と一緒の考えだ。バカ言って笑い合ってたあの頃みたいに戻りたい」



祐樹先輩の表情が明らかに変わっていく。


あたしはその表情を見て、体中の緊張感が溶けていくのを感じてた。



きっと、3人はまた友達に戻れるんだと思う。


時間はかかるかも知れない。

出会った頃のような関係は無理かもしれない。




でも、今の3人にぴったりの友達の形。

それをこれから見つけられると思う。


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