【完】ヒミツの恋を君と。
何言ってんだぁ──っ!
この人達は!!
思わず叫びそうになる。
今のやり取りを見て、あたしと晴の上下関係っていうか?主従関係?が明確になったと思うのに。
あたしにデレる晴?
そんなのあたしも見てみたいよっ!
「いや、晴、今、明らかに怒ってましたよね?」
あたしの問いに店長がガハハと笑い、トウヤさんが八重歯が光る綺麗なスマイルを見せ、リツキさんが眼鏡をクイッとしながらフッと笑った。
「モカちゃんって天然だよね。いや、意外と策士だったら怖いなー」
「天然?策士?え?えっ??」
「いや、ただ単に男性経験不足だろ?ここでしっかり勉強しろモカ」
「経験不足!?……い、いや、それよりも、晴が怒ってるんですけど…どうしたら許してもらえますかね??」
「怒ってる訳ねぇだろ?あんなこと言われて怒れるかよ普通。この天然娘が!いや策士だったか?」
「いや…ハルくんは怒ってるでしょう。セクハラ店長にですけどね…」
「褒めるなよリツキ!」
「1ミリも褒めてません…」
「???」
この人達は!!
思わず叫びそうになる。
今のやり取りを見て、あたしと晴の上下関係っていうか?主従関係?が明確になったと思うのに。
あたしにデレる晴?
そんなのあたしも見てみたいよっ!
「いや、晴、今、明らかに怒ってましたよね?」
あたしの問いに店長がガハハと笑い、トウヤさんが八重歯が光る綺麗なスマイルを見せ、リツキさんが眼鏡をクイッとしながらフッと笑った。
「モカちゃんって天然だよね。いや、意外と策士だったら怖いなー」
「天然?策士?え?えっ??」
「いや、ただ単に男性経験不足だろ?ここでしっかり勉強しろモカ」
「経験不足!?……い、いや、それよりも、晴が怒ってるんですけど…どうしたら許してもらえますかね??」
「怒ってる訳ねぇだろ?あんなこと言われて怒れるかよ普通。この天然娘が!いや策士だったか?」
「いや…ハルくんは怒ってるでしょう。セクハラ店長にですけどね…」
「褒めるなよリツキ!」
「1ミリも褒めてません…」
「???」