好きって言うまで離さねぇ。



「うん、分かった。じゃあ…午後からでいいかな?」


侑梨は2階への階段を上る。


そのあとを追いながら頷く。



「ん、了解」


確かにまだ出掛けるには早い。


それから、俺が泊まる部屋へ案内してくれた。



………ん?


2階へついてふと立ち止まる。


この辺なんか見覚えある……つか来たことある。





そう、その部屋はなんと───…



< 124 / 359 >

この作品をシェア

pagetop