好きって言うまで離さねぇ。



───はぁっ!?


そんなの……出来ない。


ムリに決まってるじゃない!



「いやっ、遠慮しま───んんっ!」


私が話してる途中で無理矢理キスしてきた冬哉。


強引に唇を奪われ、抵抗も出来なかった。


後頭部に冬哉の手が回され、抵抗の余地はなくなった。



「……んっ、はぁ……っ」


角度を変えながら、何度も繰り返されるキスに思わず声が漏れる。


な、なにこの声……


恥ずかしさで目が潤んできた。



< 150 / 359 >

この作品をシェア

pagetop