好きって言うまで離さねぇ。



「な…長いよ…!///」



息止めちゃってたもん!



「息止めてたんだ、かわいー」



からかうような口調で言った冬哉は花火へ目線を移した。



その横顔を見て、私は少し前のことを思い出す。



初めて会った日にキスしてきた冬哉。



こんなやつと結婚なんてありえないでしょ、って思ったなぁ。



………変態で、俺様で、上から目線だったし!



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