好きって言うまで離さねぇ。



近くのテーブルに買ってきたクレープを置く。



看病……って具体的に何をすればいいんだ?



侑梨の顔をじっと見てみる。



もう落ち着いてるように見えるが……



「……とう、や…?」



俺は思わず侑梨から顔を遠ざける。



……起こしてしまったか。



と思いながらも、やっぱり嬉しいと感じる自分がいる。



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