好きって言うまで離さねぇ。



………!?


入ってきたのは、お母さんでもお父さんでも京香さんでもなく……



「と、冬哉!?」


何で部屋に入ってくるわけ!?


こいつ、ノックもしてないし…!


失礼すぎるでしょ!



そもそも何でウチにいるの!?



「そんな、驚く?だって、俺は侑梨の旦──……痛っ!?」


私は近くにあったクッションを冬哉めがけて投げた。



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