好きって言うまで離さねぇ。



「今から着替えるの!早く出ていって!」


私は冬哉をキッとにらみつけた。


それで、冬哉が出ていくなんて思った私が甘かったみたい……



「……へぇー……別に、俺のことは気にしねぇで着替えていいけど?」


なんて言ってから妖しげな、どこか妖艶な笑みを浮かべた。


…………あ、ありえない!!



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