好きって言うまで離さねぇ。



「絶対イヤ!ムリ!」


もーっ!早く出てってよー!



「………服、脱がしてやろうか…?」


………き、聞いてないー!?



その間にも冬哉がどんどん近くに迫ってくる。



……えっ、あ、どうしよう!


とりあえず、逃げるっ!



そう思って、冬哉が迫ってくる方向に背を向けた時──……



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