好きって言うまで離さねぇ。





だって、結婚は、そんな簡単に決まるものじゃないでしょ!?



「……いつからその話が? てか、そもそも相手は誰……?」



頭が混乱して、なにから聞けばいいのか、わからない。


そんなわたしに、お母さんはにんまりと口角を上げた。



「安心して、学校は変わらないわよ〜」



いや……それは聞いてないんだけどな。


でも、とりあえずホッとした。




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