Teacher of the white robe
「蘭?何、目潤ませてるのよ」
「だってぇ…」
悠さんが〜……!
「それにしても良かったわ♪」
「?」
「悠羅くん。蘭のこと、よろしくね」
「…はい!」
「おっ、悠羅頼もしいな!」
お兄ちゃん…。
本当にうざいってば!
「悠羅!この間のゲームやろうぜ?」
「…え、でも。もう遅いですし迷惑かと…」
「うちなら、大丈夫よ!」
「…お母さん…」
「悠羅くんが、大丈夫ならね?」
「なんなら泊まるか!?」
ぶっ!
吹いちゃったじゃん!
お兄ちゃんのばか…。
「いい考えね!そうしなさいよ、悠羅くん」
「…じゃあ…いいですか?」
「もちろんよ!」
いいんかーい!
お泊まりですかっ?
急すぎる。