Teacher of the white robe


【悠羅side】


はぁ…。

マジかよー。

蘭のお父さん帰ってくるとか聞いてねぇよ!

バカみてぇに緊張してんだけど…。


お父さんに認めてもらえるのか?

殴られるかもな…。


「大丈夫?ほんと」

「うん……ごめんな、大丈夫だから」



あー。マジで会うのか……。


こんな緊張したことねぇし。







しばらく蘭と話してたら、気が少しだけ楽になった。



「ただいまー」


「あ!パパの声!!」

「え?まじ?!」


やっべ、超緊張してるんだけど。

カッコ悪りぃ。


とりあえず髪をいじって、服装を整えた。


「悠さん、下行くけど…」

「お、おう…」


これから会うんだよな。

はぁ……。

ちょっとでもいい印象を持ってもらえるように頑張ろ…。




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